ご報告遅くなり、申し訳ありません。4月30日に行われた、片山佳代子さんのガンジーのお話と糸紡ぎのWSの写真など、ご紹介したいと思います。
今回、29日夜にはその前日から遠州の浜から信州諏訪へ塩を運ぶ旅をしていた「結い旅」の仲間を天竜小川の古民家に招いてのキャンドルナイトとなりました。
片山さんを囲んで、前泊の参加者、「結い旅」の仲間がそれぞれ自己紹介。
この古民家に初めて人が泊まるという記念の日に、しかも手作りの「塩」を運ぶ若者たちと、「塩の行進」をしたガンジーのお話をしてくださる片山さんの交歓と、ほんとうに素敵な時間が紡がれたのでした。
翌朝、旅の仲間を見送り、待ちに待った片山さんのWSです。
ほんとうにたくさんの方が参加してくださいました。
片山さんが、ガンジーやその思想、糸を紡ぐことについて語られます。
穏やかな中にも熱い思いを持ったその語り口に、参加者もみなさん引き込まれていました。
片山さんはガンジーの目指した農村の暮らし、循環型の暮らしと現代の工業主体の暮らしを分かりやすくイラストにしてくれていました。
その当時の時代背景、イギリスの支配からいかに独立を勝ち取っていくか、そんな内容のドキュメント映像も見せて頂きました。
与えられるのを待つのではなく、自らの尊厳や暮らしを取り戻していこうという、ガンジーの非暴力・不服従の運動の厳しい面も感じさせられたのでした。
仲間が用意してくれたおいしいランチを頂きながら、しばしの自己紹介タイム。(写真なくてすみません)
赤ちゃんから年配の方まで、ほんとうにいろんな方がいらしてくれた会でした。
午後はいよいよ糸紡ぎです。
一通りの説明を受け、あとは2,3人のグループに分かれて、片山さんのお話を伺いながら、質疑応答しながら進めていきました。
古民家には赤ちゃんから若者、お母さん世代まで、糸紡ぎ、語らい、ワイワイほんとに賑やかな楽しい時間でした。
最後に片山さんから、「降りていく生き方」というお話がありました。
同名の映画のお話も交えながら、現代の大量生産大量消費の社会から、少しずつでもシフトダウンして生活を自分たちの手で創っていく暮らし方に換えていきませんか?と。
綿の種も分けて頂きました。
私たち浜松の仲間の中にも、種をまき、収穫し、綿くり、糸紡ぎ、織り、染め、、、と夢は広がり、動き始めています。
各地でこんな動きが活発になっているという便りも聞かれますし、今後が楽しみです。
声高に叫ぶのでなく、地道にたんたんと丁寧な暮らしを紡ぐことを示してくれる片山さん。
浜松に、それぞれ参加してくださった方たちに、すてきな種をまかれていきました。
ありがとうございました。
レポーター:りき(浜松)
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